「運動しなきゃ」と思っていても、「時間がないから」とあきらめている人は大勢います。でも、その「時間」が、たった1分だとしたらどうでしょう?
1分であれば、いくら忙しい人でも確保できるのではないでしょうか。仕事でも勉強でも家事でも、ちょっとした息抜きは必要です。その息抜きをするような感覚で、体を動かすのです。
近年、さまざまな学術研究によって、短時間の運動であっても、しっかりと継続することで健康やダイエットに効果があることがわかっています。
その一方で、長時間にわたって「座りっぱなし」「立ちっぱなし」でいる生活スタイルが、心身にいろいろな弊害をもたらすことも明らかになっています。

 

一般社団法人ECOでは、「地球市民1分運動」を提唱しています。1時間ごとに1分間、何らかの運動をします。これを、1日に10回を目標に行いますが、1回から始めても大丈夫です。運動は、体操でも筋トレでも何でもOK。これを続けるだけで習慣が変わり、体質が変わります。脳の働きも良くなります。

 

1分運動をすると、自分がこの1時間何をしたのか振り返り、次の1時間は何をするのか考えるようになります。これは、生産性やパフォーマンス、創造性の向上につながります。時間のマネジメントが上手になり、目標や夢を達成するための自己管理もできるようになります。
たった1分でいいのです。1時間に1分だけ自分自身に投資しましょう。1分間、自分の体に集中して内面に新たなエネルギーを吹き込むのです。

 

1分運動は、1人だけでやるよりも、企業や地域、家庭などのグループ単位で取り組むと、より高い効果を得やすくなります。みんなで取り組めば飽きずに続けやすくなり、お互いのコミュニケーションも生まれ、運動の内容も充実しやすくなるからです。

 

1分運動は、脳教育からきています。脳教育(Brain Education)は、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を高める人間性回復の技術についての教育と実践法であり、国連や世界各地の政府・自治体などと連携を図りながら、普及が進められています。

地球上に存在している生命体のうち、人間の脳ほど複雑な構造と機能をもつ存在はなく、誕生後にこれほど多く脳が変化する存在もありません。

脳教育では、この脳の力を最大限に引き出す技術(ヒューマン・テクノロジー)を学びます。地球市民1分運動は、このヒューマン・テクノロジーの一つです。今の時代を生きていく人類に最も必要な健康と幸せのための技術です。

 

 

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